電解研磨のご案内 
   電解研磨 電解複合研磨  電解式不動態化処理  電解式バフかす取りと不動態化  バフ研磨 
工方式   浸漬やモップ  加工物に合わせた専用電極
(荒→仕上げの3〜5種類)
 モップ。
耐塩素孔食性
 モップ   バフ
(固定砥粒で荒→仕上げの段階的に加工) 
 一般の浸漬による硝フッ酸 酸洗い法ではありません
 平滑性  ○
Ra0.3〜0.1μm。
目標粗さの3倍以下(下地に依存)
 
Ra0.1〜0.005μm 
  変化なし  
Ra3〜0.07μm 
 表面  半光沢(必要によりブライト)  超鏡面   変化なし    光沢
 下地面の前処理   バフ研磨。
荒→仕上げの段階的研磨。
 不要な場合が有。
荒→仕上げの段階的研磨。(純粋洗浄)
   グラインダーやフラップホイールで処理。
荒→仕上げの段階的研磨。
 
 実表面積  
幾何学的面積の約1.0倍。
2B材は約2.1倍。
  極小
幾何学的面積の限りなく1.0倍。
  変化なし   大
#320で幾何学的面積の約1.3倍。
  脱脂  ◎ 
完全に脱脂。
0.06mg以下/1uの検出限界以下。  
   ○ 
完全に脱脂。
  ×
 バフ粉除去  ◎ 
完全に除去。
工作物の表面を20〜30μm程度溶出にて除去。
     ○ 
完全に除去。
 ×
 非付着性    ◎       △ 
 耐食性  ◎ 
リン酸系液中で十分な研磨でクロム濃縮60%可。
       ×
 不動態化    △    ◎ 
クロムの酸化促進。
フッ素化合物生成。(耐塩素)
 ○ 
クロムの酸化促進。
 
  参照:皮膜厚 0.002〜0.003μm。



 【ステンレス表面画像】
       
 図1 SUS304−2B素材表面スキンパスにより山がつぶれ、複雑な窪みが有り洗浄し難い。模式図を図2に示す。  図2 2B材の断面模式図
複雑な窪みができて、洗浄し難い。
 図3 バフ研磨(#600)表面
条痕の集合状態で、当たった光が乱反射し、鏡面の如く美しく綺麗に見える。
模式図を図4に示す。
 図4 バフ研磨の断面模式図
バフ研磨によって倒れた凸部の裏側にバフ粉や油脂類が閉じ込められ、残留している。これが長期にわたって出てくるので洗浄は非常に困難である。
       
 図5 SUS304(#400)研磨板の表面

深い研磨条痕があり、この部分の洗浄は難しい。
図6 SUS304ー2B材の十分な電解研磨表面

介在物原因の空洞を確認 
 図7 SUS304(#400)研磨板の十分な電解研磨表面

深い条痕と空洞を確認
 
       
 図8 SUS316L−丸棒の旋削加工品


A・B面をバフ及び電解研磨
(A部穴径:φ5mm)
図9 図8A部の棒材圧延方向の電解研磨表面

長手方向の介在物原因空洞を確認。全長150〜250μmと考えられる。
 
 図10 図8B部の棒材端面の電解研磨表面

直径5μm以下の介在物原因空洞を確認。空洞は電解研磨により表面直径20μmとなる。
 
       
 図11 SUS316L−BAパイプ素材内面
サイズ:外径φ3.5×内径φ3.1
 図12 図11素材の電解研磨内面(60倍画像)  図13 図11素材の電解研磨内面(30倍画像)